犬って飛行機のどこにどうやって積まれているの?そんな疑問をもったことありませんか?
今回は、空港のカウンターで犬を預けてから到着地で犬を受け取るまではどうなってるの?について紹介していきます。
ちなみに、わが家の保護犬「きのさん」は香川県の保健所に収容されてから、保護団体のところまで飛行機でやってきました。
わが家の愛犬「きのさん」は香川県で保護された、元野犬のビビリな保護犬です。
そんな、保護犬との生活での経験をブログで紹介しています。
犬はどうやって飛行機に乗っているのか?
犬をチェックインカウンターで預けてから、その後どうなっているかは飼い主さんにとっては不安ですよね。
チェックインカウンターで預けた後の流れを一つ一つ見ていきましょう。
飛行機に犬を預けるときの流れ
飛行機に乗る前に犬を預けてから、到着して犬と会えるまではざっくりこのような流れになります。
- チェックインカウンターで犬を預ける
- 犬は人とは別のルートで飛行機まで移動
- 飛行機に乗る
- 到着したら、人とは別のルートで荷物の受取り場まで移動
残念ながら多くの航空会社では、犬は人間と一緒に機内に搭乗できません。
国内ではスターフライヤーが犬と一緒に搭乗出来るサービスを開始しています。
2024年1月15日からは国内線全路線・全便にサービスが拡大されるようです。
ただし条件があるので詳しくはスターフライヤーのHPからご確認ください。
\ FLY WITH PET! /
犬は航空会社のカウンターでチェックインする時に、荷物を預けるタイミングで一緒に航空会社のスタッフに預けます。
預ける時にはケージに入れた状態で預けます。ケージがない場合は別途料金が発生することがありますが、航空会社でも貸出し用があります。利用する航空会社のHPに記載してるか、なければ事前に確認してみるといいでしょう。
チェックインカウンターから飛行機に積まれるまで
チェックインカウンターで航空会社のスタッフに預けた犬は、人とは別のルートで飛行機に向かいます。
なぜなら、犬は人とは搭乗する場所が違うからです。
人は飛行機に搭乗する時は多くの場合、搭乗橋と呼ばれる橋みたいなのを通って飛行機に向かいます。(最後に飛行機に乗る時に、搭乗ゲートを通過した後です)
また、ターミナルから離れた駐機場の場合はバスで向かいますよね。
犬は、人と同じように搭乗ゲートは通らないのです。また、人が乗るバスの何処かに一緒に乗っていることもないのです。
実はチェックインカウンターで預けた犬は、荷物と同じ様なルートで飛行機に向かっているのです。でも、荷物と同じようにベルトコンベアで流れて行くことはないので安心して下さい。
安心してください!流れませんよ!
ちゃんとスタッフが一緒に連れて行ってくれます。
飛行機のどこにどうやって積まれてるの?
荷物と同じ様なルートで飛行機のところまで行くのは分かったけど、どこに乗ってるの?ってみなさん気になりますよね?
実は、犬は荷物と同じく貨物室に乗っているのです。貨物室は人が乗っている客室の下にあります。
イメージとしては、観光バスとかで下に荷物を積んでいるところを見たことがあるかと思いますが、あれと同じように飛行機も客室の下に荷物を積める貨物室があります。
貨物室といっても、コンテナの中に入れられて積まれている訳ではありません。
ケージを床にロープで固定して動かないようにして積まれています。人がシートベルトをするのと同じで、急な揺れなどに備えるためです。
到着してから出会えるまで
飛行機が到着すると、犬は荷物と同じルートで航空会社のスタッフが受け渡し場所まで連れて来てくれます。
多くの場合は、預けた手荷物が出てくる到着の手荷物受け取り場で受け渡しとなります。
ベルトコンベアで荷物が流れてくるところです。これも出発時と同じように、ベルトコンベアで流れてくる訳ではなく、スタッフが連れてきてくれます。
受け渡しの場所については利用する航空会社、あるいは到着地の空港により異なることがあるので、出発地のチェックインカウンターで預ける時に確認しときましょう。
ちなみに、この写真は鳥取県の米子空港の手荷物受取所です。
全然関係ないですが、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげる先生が鳥取県の境港市出身なので、近くの米子空港の手荷物受取所にはこんな手荷物が流れてきます。
空港からは鬼太郎電車で境港まで行くことができます。
境港のまちに着くと、街中を普通にゲゲゲの鬼太郎のキャラクター達が歩いています。
本題とは逸れてしまいましたが、興味がある方は境港の水木しげるロードを訪れてみてはいかがでしょうか?
犬を預ける時の注意点
犬を預ける時の流れを紹介してきましたが、最後に犬を預ける時の注意点について、代表的なものを紹介します。実は犬にとって飛行機に乗るということは、人と違い過酷な環境になるので、しっかりと理解したほうがいいでしょう。
預けられない犬種について
温度調節が苦手な犬種などは、預けることができない航空会社が多いです。
【預けられない犬種の例】パグ、フレンチブルドッグ、ブルドッグ等の短頭犬種
気温の変化や環境の変化に対応出来ずに亡くなってしまう可能性が高いためです。
航空会社により条件が違いますので、利用する航空会社のHPを確認してみて下さい。
環境について
犬が乗る貨物室は、人が乗る客室と同じような気温になるように温度調整をしていますが、飛行機に乗るまでは外にいるので夏は暑く、冬は寒いところにいます。もちろん雨に濡れないようにすることや、ギリギリまで温度調節が出来るところにいますが、それでも物理的に外の環境に出ることがあるので気温差などに弱い犬種は注意しましょう。
ちなみに、機内は24℃くらいに保たれていますが、飛行機が飛んでいる上空1万メートルは−50℃ぐらいです。
飛行機の貨物室は飛んでいる時、客室と違い真っ暗です。また、貨物室では飛行機の装置が動く音もすごい大きさで聞こえます。振動も客室で椅子に座っているのとは違い、大きく感じることでしょう。
まとめ
今回は犬を飛行機に預けるときに犬はどうやって、飛行機のどこに乗るのかを紹介しました。また、犬を預けるときの注意点も紹介したので、犬にとって過酷な環境になることを是非理解してもらえたらと思います。
でも、どうしても飛行機に乗ることもあると思いますので、到着した時にはよく頑張ったといっぱい褒めてあげて下さい。