どうして犬はいろいろな所を噛むのでしょうか?
そこで今回は犬がいろいろなところを噛んでしまう理由と、その対処法について紹介していきます。
現在「きのさん」は3歳になりました。
今ではだいぶ落ち着いてきたものの、わが家も子犬のときはいろいろなところを噛まれました。(;^ω^)
とにかく家の中でいろいろなところを噛んでいました。
人形や布団はもちろん、柱や家具の脚も噛んでしました。
犬がいろいろなところを噛んでしまう理由について、見ていきましょう。
犬がいろいろな所を飼む理由
犬が家の中でいろいろなところを噛む理由はさまざまですが、主な理由は2つあるようです。
その2つの理由をみてみましょう。
犬の本能的な部分が影響している
犬が野生で暮らしていたころは、狩りをすることで食べ物を得ていました。
狩りで捕まえた獲物は、噛んで引きちぎりながら食べるので、犬は本能的にものを「かじりたい、噛みたい」となるようです。
現代の飼い犬の食事は食べやすいドックフードが中心で、犬が本能的にもっている「かじりたい、噛みたい」という感情を完全に満たすことが出来ないのです。
なので、家にあるものを噛むことで本能的な感情を満たしているんですね。
わが家の「きのさん」は元野犬なので、本能的なものが強いのかな...^_^;
歯が生えかわるときのむずかゆさから
子犬は生まれてから半年前後で、歯が乳歯から永久歯に生え変わるそうです。
この生え変わりの時期は、犬にとって口の中がむずかゆいそうです。
これを紛らわすために、家の中にあるいろいろなものを噛もうとするのですね。
また子犬は、ものを噛むことによって身のまわりにどんなものがあるか確認して、安全なものとそうでないものを判断してるそうです。
犬が噛むと危険なものは、噛めないところに置くようにするといいですね。
わが家も「きのさん」が小さいころによく家の柱や、家具のあしを噛んでいた理由がよく分かりました。
「きのさん」の場合は、柱など木のある程度固いところだったので、歯がむずかゆくてそれを紛らわすために噛んでいたのですね。
成犬になった今は、びっくりするぐらい子犬の時に噛んでいた柱などは噛まなくなったのです。
当時はこのまま噛み続けられると、家が...( ;∀;)
なんてことを思いました。^_^;
子犬時代にいろいろなものを噛んでしまうのは、口の中のむずかゆさを紛らわすためだったのですね。
子犬の甘噛みをやめさせる対処法
子犬と遊んでいると、人の手を噛むことがありますよね。
子犬の甘噛みは動くものに反応する本能的な行動だそうです。
この本能的な行動は、放っておくと成犬になっても噛むくせがついてしまうそうです。
犬が噛んだら無視作戦
噛むくせをやめさせるには、子犬が手を噛んだらすぐに手を引っ込め、犬に背中を向けて遊びをやめます。
子犬は、噛んだら遊んでもらえなくなると思うので、噛むことをしなくなります。
噛んだら無視作戦ですね。
無視作戦は犬のしつけで結構使える作戦みたいですね。
他の記事でも無視作戦に関することを紹介してるので、良かったらそちらも見てみて下さい。
犬におもちゃを与える
そして、犬の噛みたい感情を満たすためには、噛んでもいいおもちゃを与えることも有効です。
思い切り噛めるものがあれば、犬は安心して遊ぶことができるのです。
ちなみに...
ゴツゴツしている系のおもちゃを人が踏むと悲鳴をあげます...( ;∀;)
わが家では、「きのさん」が遊んだおもちゃが床に点々と落ちているので、たまに踏んで泣きそうになります。
そして「きのさん」は、噛む専用のおもちゃを何個もぼろぼろにしました^_^;
噛む用のおもちゃを与えてなかったら、家がぼろぼろになってたかもしれませんね^_^;
犬の噛み癖 防止するスプレー
他にも、犬の噛むことを防止するスプレーがあるので、犬がよく噛むところにはそのスプレーを掛けとくことも効果的です。
子犬の甘噛などは、放っておかずにやめさせることが大切ですね。
まとめ
犬がいろいろなものを噛む理由は、野生時代の本能的な習慣と歯の生え変わりで口の中がむずかゆいからだったんですね。
そして、その対象法で使えることは、噛んでもいいおもちゃを与えて犬の本能的な感情を満足させることや、手などを噛んだ時は無視作戦をすること。
あとは、犬が噛むことを防止するスプレーなども試してみて下さい。
犬がいろいろなところを噛んでしまうことに悩んでいる人に、少しでも参考になれば嬉しいです。