保護犬を迎えることになったけれど、何を準備すればいいんだろう?
わが家も、まさにそこで悩みました。
わが家の愛犬「きのさん」は、香川県で保護された元野犬のビビリな保護犬です。この記事では、きのさんを迎えるときに実際に用意したものと、暮らしてみてわかったことを正直にまとめました。
この記事のポイント
- 保護犬を迎えるときに、わが家が用意したものは全部で9つ
- いちばん大事なのは 脱走しないための備え(首輪+ハーネス、窓と玄関の柵)
- ごはんは、まず 保護団体で食べていたものと同じ にする
- クレートやペットシーツのように、慣れると使わなくなるものもある
保護犬を迎える前に準備した9つのもの
わが家が用意したのは、次の9つです。
- 首輪・リード・ハーネス
- ペットシーツ
- サークル
- クレート
- 脱走防止の柵
- ベッド
- お皿(ごはん用・水用)
- ドッグフード
- 犬用のロープ
受け入れる子によって合うものは変わるので、「わが家の場合はこうだった」という一例として読んでください。
首輪・リード・ハーネス
これは必須です。わが家の首輪は革製のものを使っています。

保護犬は、驚いて逃げ出してしまうことがあります。そこでわが家では、首輪とハーネスの両方にリードをつなぐ ようにしています。
実際にハーネスが脱げたことがあるのですが、首輪にもつないでいたのでセーフでした。あのときは本当にヒヤッとしました(;’∀’)
迎えた直後の散歩は特に注意
慣れない音や人に驚いて、急に後ずさりすることがあります。はじめのうちは、首輪とハーネスの二重にしておくと安心です。
ペットシーツ
これも必須アイテムです。迎えたばかりの頃は、犬もどこで用を足していいのかわかりません。わが家ではサークルの中にぜんぶ敷きました。
上手にできるようになったら少しずつ減らしていき、最後は1枚に。その後、きのさんは散歩に出られるようになると外でしか用を足さなくなり、今では家の中でほとんど使っていません。
使い始めの頃は赤ちゃんのオムツのようにどんどん減るので、わが家はネットでまとめ買いしていました。1回ごとに替えるので、少し薄くても十分でした。
サークル
迎えたばかりの犬がどんな行動をするかはわかりません。犬も初めての場所で不安なので、わが家はリビングにサークルで居場所を作りました。
ドアは家にいるときは開けておいて、自由に出入りできるように。閉めるのは留守番のときだけです。
ビビリのきのさんは、昼間はサークルの中にいて、夜みんながリビングからいなくなると家の中を散策していました。おとーちゃんは、その様子をこっそり見るのが楽しみでした(^_^)
迎えた初日の夜は遠吠えをしていたので、おとーちゃんだけリビングに布団を敷いて、近くで寝ました。

クレート
新しい環境に来た犬は、人が思う以上に緊張しています。クレートのように「隠れられる場所」があると、落ち着けることがあります。
きのさんも最初はしっぽがシュンと下がったままで、クレートの中から家の様子をうかがっていました。
ちなみに、迎える前日のわが家の様子がこちら。準備万端のクレートに、先客としてぼくちんが入っています(笑)

ワクチンが終わるまで散歩に行けない子犬の場合も、病院へ連れて行くときにクレートが役立ちます。
ただ、きのさんは大きくなってからはクレートに入らなくなり、家に慣れるとすっかり使わなくなりました。今では家じゅう好きなところでくつろいでいます(´ω`)

脱走防止の柵
いちばん気をつけたいのが脱走です。パニックになった犬は、網戸を突き破って逃げてしまうこともあるそうです。
わが家は、網戸にする窓には100均の網を取りつけました(上の写真の窓の網です)。
窓のほかに注意したいのが玄関です。わが家の玄関前には、おとーちゃんが自作した柵を置きました。タイヤをつけてスライドできるようにしたので、開け閉めがラクで、なかなかの出来です(≧▽≦)

ベッド
ベッドといってもクッションのようなものです。きのさんはフカフカな場所が大好きなので、定位置に置きました。

ただ、小さい頃はクッションを噛んでしまうことがあり、中の綿が全部出てきたこともあります( ;∀;) 噛むクセがある子は、飲み込まないように気をつけてください。
慣れてきた今は、無印良品の「人をダメにするソファ」のとりこになっています。
お皿(ごはん用・水用)
犬用のお皿は少し重さがあって、底にゴムがついた滑りにくいものもあります。きのさんの水用のお皿はIKEAで見つけたもので、なかなか気に入っています。
台を使って地面から少し高くすると、犬が首を下げなくても食べられます。
ドッグフード
ごはんは迎えたその日から必要です。わが家は 保護団体で食べていたフードを聞いて、最初は同じものを用意 しました。保護団体で預かってもらっていたなら、聞けば教えてくれると思います。
初めての場所で緊張している時期なので、まずは食べ慣れたものが安心です。切り替えるのは、新しい環境に慣れてからで十分です。
体の大きな子は食べる量も多いので、慣れてきたら定期便で届くフードを検討するのも手です。
犬用のロープ
噛むのが好きなきのさんには、引っ張って遊べるおもちゃが合っていました。一緒に綱引きができるので、仲良くなるきっかけにもなります。
ただし噛む力が強い子は、小さなおもちゃや噛みちぎれるおもちゃを飲み込む危険があります。わが家では、そうしたものは渡さないようにしていました。
迎えたあとにかかる費用
受け入れる子や地域、病院によって変わりますが、わが家で必要になった費用の目安です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 狂犬病ワクチン(毎年) | 3,000〜3,500円ほど |
| 混合ワクチン(6〜10種) | 6,000〜10,000円ほど |
| フィラリア予防薬(4〜11月の毎月) | 1か月1,500〜2,500円ほど |
| 避妊・去勢手術 | きのさんの避妊手術は検査込みで6万円ほど |
| ペット保険 | 入る場合は保険料が別にかかります |
※ わが家の場合の金額です。今の料金は、かかりつけの動物病院で確認してください。
避妊手術の当日の流れや費用は、こちらの記事にまとめています。
暮らしが落ち着いたら、防災の準備も
迎えた直後は余裕がありませんが、暮らしに慣れてきたら災害への備えも考えておきたいところです。ビビリな子ほど、いつものごはんやトイレ用品があると安心だと思います。
まず確認したいのは、ごはんと水、トイレ用品、リード、ワクチンの記録です。住んでいる地域の避難所がペットを受け入れているかどうかも、調べておくと慌てずに済みます。
一式まとめて用意したい方には、ペット用の防災バッグもあります。わが家では使っていないので、これはお店の紹介です。中身は商品ごとに違うので、足りないものを確認して選んでください。
まとめ:まずは「脱走対策」と「落ち着ける居場所」から
保護犬を迎える準備のまとめ
- 必須だったのは、首輪・リード・ハーネス、ペットシーツ、サークル、お皿、ごはん
- 何より先に考えたいのは、窓と玄関の脱走対策
- ごはんは、まず保護団体で食べていたものと同じに
- クレートやペットシーツは、慣れると使わなくなることもある
受け入れる子によって、いらないものも足りないものも出てくると思います。わが家の例が、新しい家族を迎える方の参考になればうれしいです。
これから譲渡の流れを知りたい方は、こちらもどうぞ。














